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確率論的思考を理解するキーワードの続き

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確率論的思考を理解するキーワードは「多様性を受け入れる」、
「失敗を受け入れる」ということですが、はっきり言って
日本の社会で生きているとこの2つを体得するのは難しいです。

確率論的思考の大前提の命題は「誰にも未来は分からない」ことなので、
不確実な未来で目的を達成しようと思うなら、あらかじめやり方なんて
分かるわけがないのです。当たり前ですね。

FXも同じで目的(理想の金額)を実現しようと思ったら、
様々なやり方(多様性)を試してみて、
失敗しながら達成する以外、方法がないのです。

 

キーワード 長期的視点

確率で物事を考えた場合、目先の成果で一喜一憂しません。

色々なやり方を試しているので短期的視点で見ると
失敗ばかりしているように見えますが、
長期的視点で見ると成功に近付いているのです。

「1万回失敗したのではなく、
上手く行かない方法を1万通り発見したのだ」

といったエジソンの有名な言葉がありますが、
これは負け惜しみで言ったのではなく本当にそうだったのです。

トレードも同じで短期では様々な失敗(損切り)をしても、
長期で見ると収益が得られるトレード戦略で目的を達成します。

成功しているトレーダーの戦略は大抵、勝率が低いですが、
利益率が高くなるようにあらかじめ計算されており、
その戦略でトレードすれば100回エントリーしたうち
60回は負けても残りの40回で利益が出ると想定しているのです。

この場合の目線は100回トレードした時に得られる
成果にフォーカスしているので、
仮に60回連続して負け続けても動じません。

これが確率論的思考に基づいたトレードに対する考え方です。

FXをする人であれば確率でモノを考えようと聞いたことがあると思います。

それは長期的視点で成果を捉えようと言っているのです。

それは年単位だったり月単位だったり人によって様々ですが、
視点が長期の時間軸にあるので1トレードの勝敗には引き摺られません。

確率論的思考の世界では未来は未知数なので、ひとつひとつの結果は
その時の偶然に左右され、勝ち負けを繰り返しますが、
最終的にゴールを軸にフォーカスしているので目先に囚われません。

 

キーワード 偶然

偶然のことを運と言います。
運こそがトレードで勝つ秘訣です。

しかし、このことを理解するのは難しいかもしれません。
運が秘訣なんて思わないですからね。

特に努力好きの日本人は反発すると思います。

成功する為には勤勉に働き、努力を積み重ねて達成するものだと
考えているので運は実力以外のモノと捉えている節があります。

努力で物事を達成しようとする考え方がFXでは不向きなのです。

しかし、敢えて言わせて貰えばFXは運で勝つのです。

エントリーした箇所から、たまたま運良くトレンドが発生し、
長期でトレンドが続いて増し玉することで大きな利益が得られた、
というようなケースで稼ぐのがFXです。

そして、それは何時来るのか分かりません。

運は予想できないので、トレーダーがやることはひとつ、
トレンドがやって来たら乗っておけ、ということです。

 

 

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