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FXでエントリータイミングを間違う原因と対策

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自己都合の情報解釈をすることについて人は良く分かっていません。

戦時中、大本営発表なるものがありましたが、
FXにおいてもそれと似ているところがあって
人はバランスを欠いた心理状態の時に
都合の良い解釈を脳内で展開するようになります。

これは無意識的に行われるというより、
人の本能として自然なことなので中々気付けません。

連戦連勝が重なると気は緩むし、負け込むと気落ちするのが
人間心理として自然なのですが、問題はこの心理状態のままで
相場を観察する時に客観的に情報を解釈し評価できなくなるのです。

人の心理は自我防衛プログラムのようなものがあって、
自分の精神を守る働きがあります。

このプラグラムが作動すると都合の良い情報は歪曲し、
都合の悪い情報は隠蔽するような心理状態が自動的に働くのです。

するとチャートの様々なサインを都合良く解釈してしまうので、
「何故、こんな所でエントリーしたのだろうか? 」
といった凡ミスに後になって気付き愕然とします。

後で考えると分かる心理は客観的になっている状態です。
問題はトレード中に客観的な状態にならないことです。

FXで勝ちたいのなら冷静に客観的にチャートから
情報を読み取って評価しなければなりません。

あなたが連戦連勝の状態であろうとも、
連敗が続いて自信を失った状態でも、
そのことには囚われず、
客観的に評価できなくてはならないのです。

それではどのようにしたら、
客観的な状態になれるのでしょうか?

このことについては、以前、このブログで、
FXトレード中に生じる恐怖の感情のコントロール技法
という記事で触れています。

勝ちたい欲求と損失への恐怖の板挟みで葛藤している心理状態では
視野が狭くなり、情報解釈が固定的になりがちです。

この状態でトレードすると後で後悔するはめになります。

しかし、セドナメソッドを実践すると視野狭窄状態から解放されるので
相場情報をポジティブにもネガティブにも偏らず、
ありのままの状態で観察するようになるので客観的な評価が下せるのです。

この状態だとわざわざエントリーを企てることはありません。

何故なら、タイミングが来るまで待てる心理状態だからです。

この「待てる」状態というのはFXをする上でとても重要な精神的姿勢で、
「待つ」ことが出来ないとトレードではまず勝てません。

そもそもトレードで負ける原因は余計なところでエントリーするからです。

これは上記で説明した通り、相場を自己都合で解釈するからなのですが、
後で観たら変なところだったと分かっても、
企てている時はそのように解釈しなかったりするのです。

その為、まずは待てる心理状態を確立する為、
葛藤を解消する必要があるのですが、
そのひとつの技法がセドナメソッドなのです。

しかし、その前に欲求と恐怖の狭間で葛藤している自分に気付ける冷静さと
自分の感情を受容できる内省的な姿勢が問われることは言うまでもありません。

普段から自分の感情に寄り添っていることもトレードには大切なんですね。

 

 

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