トレードスタイルを決めることはとても大切です。
何故なら、自分を知らないと出来ないからです。
FXをする上で大切なのは目的意識だと言いましたが、
(参照記事 FXをする目的を決めることがスタートライン！)
今回はそれと絡む話しです。
まず重要なことは自分がどのような生活をしたいのか？
といったことを意識(イメージ)することです。
その理由は、無茶なトレードは生活を破たんさせる原因になるし、
神経を消耗する原因にもなるし、ストレスの多い生活を送る原因になるからです。
例えば年に1億円稼げるからと言って、
1日に100回以上もトレードしたいですか？
平日はずっとモニターにつきっきりで
チャートと睨めっこをし時間に追われるように
トレードをしたいでしょうか？
経済指標の動きを気にする生活がしたいでしょうか？
BNFさんという有名な株式トレーダーがいます。
この人は驚異的な利益を上げている天才トレーダーですが、
テレビを見ていると株式市場の休憩時間の合間を縫って食事をし、
その後に取引きをしていました。
生活スタイルは株式市場がオープンするとモニターの前に座り、
市場が終了するとモニターから離れるのです。
具体的にどのような取引きをしているのか分かりませんが、
おそらく1分足とか5分足といった短い時間足で
瞬間芸のような売買を繰り返しているのだと思います。
FXで言うところのスキャルピングですね。
これは忙しいトレードの典型例です。
1トレード10pipsとか7pipsとか小さな利幅を狙いながら
｢塵も積もれば山となる｣といった考え方で
利益を積み上げているわけです。
サラリーマンやOLみたいにトレードする時間がない人や
資金が少なく損切り幅を小さく設定したいという人は
スキャルピングのやり方でも良いと思います。
しかし、その人のトレードスタイルは一度、
その型にはまるとそこから抜け出すことは難しく、
例えばスキャルピングで勝つことに慣れてしまうと
資金を増やしてからもモニターの前に張り付いてないと
トレード出来ないといったことになってしまいがちなのです。
FXのイメージ
FXはテレビに出演するトレーダーの影響で自室で興じる
パチスロだと思われている節があります。
そのようにイメージしてしまうわけは、
テレビに出演するトレーダーがモニターの前に張り付いて
瞬間芸のようなトレードをしているからです。
FXをやってない人から見るとパチスロに見えるのですね(笑)
これはトレーダーに対するステレオタイプの見方ですが、
その要因はテレビの影響です。
で、問題はこのような生活(トレードスタイル)をしたいのか？
といったことで、そのことに対して自問自答して欲しいのです。
目的を達成することはとても重要ですが、
その手段であるFXに対して、どのようなトレードをして収益を上げたいのか？
といったことは極めて大切だからです。
トレードスタイルは生活スタイル
自分に合ったスタイルではないと続かないし、
稼げたとしても、その金額を維持する為に神経を消耗します。
そもそもFXはトレンドに乗せて寝てても利益を増やすことに
あったりするので、トレードスタイルは比較的ゆったりしていて
決してモニターの前に張り付いてやるものではありません。
しかし、早く稼ぎたいというのであればスキャルピングでも良いと思います。
それはその人のスタイルなのですから。
重要なことは自分がどのようなトレードをしたいのか？
といったことを決めるには、自分がどういう生活をしたいのか？
といった質問に答えるのと同義だと言うことです。
それを理解した上で自分のトレードスタイルを考えれば良いのです。
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