何気にドル円が下落しています。
ドル円チャートから判断すると一時、調整することは
示唆されていたのですが、1月11日に115.05円を抜けた所から
本格的な調整に入って来ました。
一体、どこまで続くのか？ 下値が気になりますが、
以前の記事(為替相場(FX)のトレンドは価格面と時間面で捉えよう！)
では目先の節目は112.8円か111.3円処と書いてありました。
で、新しく届いた証券会社のレポートには、
下値候補のチャートポイントは112円処とのことで、
イベント次第では110.0円、110.7円処までドル安になるだろう、
と報告しています。
イベントといえば20日に行われる大統領就任式ですが、
そこで話される内容にマーケット関係者が注目していることは
言うまでもありません。
爆弾発言が飛び出すと面白いですが、就任演説ですから、
幾らトランプさんでも真面目にやることでしょう。
いずれにしろ、この演説がマーケット筋にどのように
捉えられるのか見物ですね＾＾
重要変化日のおさらい
重要変化日とはレイモンド・メリマンが予測した
2017年の反転日のことです。
ドル円、ユーロドル、ドルフランの反転日を予測しています。
(詳しくは、2017年為替相場(FX)のトレンド転換のサイン12個公開！
の記事をご覧ください)
それによるとドル円は、1月3日(2016年12月26日～2017年1月11日)に
反転すると予測されていましたが、1月11日に115.05円を抜けてから
一気に下がりました。
前回もメリマンの予測は当たったと書いたのですが、
ドル円チャートを見ると1月3日の118.6円を高値にその後、
凄く下落しています。
重要変化日の中でも特に1月3日が中心日になっていたので、
今回は日付ジャストまで当たったことになります。
メリマン恐るべしですね。
次回の重要変化日は2月27～28日(2月22日～3月6日)です。
この日に相場は反転します。
勿論、信じるか信じないかは貴方次第です。
FXの難しさはチャートにあり
FXの一番難しいところはチャートにあります。
これを読めるようになることがトレードを成功に
結び付ける基礎であり土台なのですが、
ただ残念なことに習得することが容易ではないのです。
それ故にFXで稼げない人が多くなっています。
しかし、FXで稼ごうと思ったら、避けては通れない道だし、
やらなくてはいけない道でもあるのです。
海外に移住したら英語は話せないといけないし、
聞けないといけないですよね？
それと同じです。
FXは稼げれば良い、勝てば良いといった風潮がありますが、
その考え方をもとにトレードしていると一時的には稼げても、
相場状態が変わると稼げなくなる要因になります。
それはチャートが読めない故に相場がどのように
変化しているのか分からないからです。
例えば今回の重要変化日にしたって、
相場が反転する日はこの時ですと具体的に示されても
そもそも反転とはどういうことを言うのか、
チャート上で理解できてないとタイミングが掴めない為に、
せっかくの情報も使えないのです。
トレーダーは言葉ではなくチャートで理解できなければ
ダメだと以前の記事(為替相場(FX)のチャートは群集の無意識のパターン)
で指摘したのですが、チャートで様々な相場状況が
理解できなければFXで勝つことは出来ません。
また、勝ち続けることも難しいです。
何故かと言うと、自分で相場を判断する能力がないからです。
判断できない人は作戦を立てれないので戦略も立てれません。
それなのに稼ぎたい欲求だけ強いと知らず知らずのうちに
博打トレードになり、相場から消えて行くといった愚を犯すのです。
コメント