FX初心者の良くある疑問に複数の時間足を
どのように整合性を保ったまま解読できるようになるのか、
といった質問があります。
確かに日足と1時間足の向きが全く違うといったことが
普通にありますね。
これに対する回答は｢チャートは友達｣の状態になるまで
ひたすらチャートが分かるようになるまで読むことです。
もし、チャートが読めるようになったら、
一見、バラバラな複数の時間足のトレンドを何の矛盾も感じず、
分かるようになっていることでしょう。
したがって、そのような質問もしなくなります。
答えになってないかもしれませんが、
チャートって友達の状態になるまで読み込まなければ中々、
自分の疑問には答えてくれません。
要は慣れですよ、慣れ。
フラクタル構造をチャートで理解しよう！
ヒントはフラクタル構造で成り立っていることを理解することです。
トレンドがフラクタル構造によって成り立っていることは良く聞くし、
知っている人も多いと思いますが、では具体的にチャートで示して下さい
と言われたらどうでしょうか？ 示せますか？
トレーダーは言葉ではなくチャートで理解しなければいけないのです。
もし、フラクタル構造をチャートで理解できていたら、
複数時間足でそれぞれ向きが異なったトレンドのチャートなんて
特に矛盾なんて感じないで分かります。
もし、分からないのであればフラクタル構造を知識として
知っているだけで、実際には理解していないし、
厳しい言い方をすれば運用能力もないのです。
同じことはダウ理論にも言えます。
水平線レジサポで示せなければ分かってないのです。
読めるようになった時の恩恵
もし、複数時間足のチャートが特に矛盾も感じず
読めたとしたら、副産物として損小利大のエントリーポイントが
何処にあるのか自然に分かるようになります。
エントリーポイントにはお宝ポイントというべきものがあって、
それは整合性を持って複数の時間足のチャートを読める人だけが
気付けるようになっているゴールデンポイントなのです。
損小利大のエントリーポイント
トレードはトレンドに乗せろとは良く聞きますよね？
トレンドに乗せるとは具体的に説明すると、
分足から日足のトレンドへと乗せて
大きな利益を獲得することを言います。
FXの醍醐味とは正にここにあって、トレンドに乗せることさえ
出来れば寝てても含み益が膨らむ日々を過ごせるようになります。
いちいち毎日、通貨ペアをチェックしてエントリーしなくて済むのです。
大きな利益を上げているトレーダーは皆なこのように
大きな時間足から小さな時間足を見渡し、
トレンドの整合性と流れを見抜いて、
最も損失が少なく儲けが多い箇所でトレードしています。
そして増し玉することで利益を更に倍にするのです。
しかし、その為には方向性がバラバラになった複数の時間足を
整合性を持って読めるようにならなければなりません。
それにはフラクタル構造で成り立っているパズルのようなチャートを
知識としてではなく、チャート上で理解して、更には運用できるように
ならなくてはならないのです。
ポジポジ病トレーダーはこれが出来ないのですね。
チャートが多少読めるようになっているので
チャンスと見れば食いつくのです。
FXはエントリー回数が多ければ多いほどリスクが高まり、
損失が多くなり、逆に利益は少なくなります。
だから、トレードするポイントの取捨選択をするのです。
これはチャートがフラクタル構造で出来ていることを理解していれば
自ずと取捨選択できるようになります。
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