かなり前にキャリートレードなんてモノが流行しましたが、
あれは金利差を利用したFXならではのものです。
もともとFXは株や商品先物と違って需給的側面で値動きが発生するものではなく、
ドルと円、ユーロとポンドといったように通貨間で流れが発生するものです。
そこには当然、金利がありますから低い金利から高い金利へとお金が流れて行きます。
FXで大事なことはこのお金の流れを把握することにあります。
現在、資金は米ドルに流れているとか、ポンドに流れているとか
こういうことを大体、把握すれば後はその流れに舵を取れば良いことが分かります。
「FXはトレンド」なんて言われますが、これにはこのような背景があるのですね^^
チャートを見ればトレンドは一目瞭然なので、わざわざこのような背景を意識
しないかもしれませんが今後、大きなトレンドが発生した通貨ペアを発見したら
現在、この通貨に資金が流れているんだなと考えを巡らせるとトレードがちょっと
ばかり知的なモノになるかもしれません^^
ニュースを見る時にチャートを活用しよう
テクニカル主体でやっていると、どうしても占い的に見られやすく、
根拠も占い的なので真面目に相手にされませんが、
チャートを視覚的にみることでタイミングが分かるといった点では
とても優れているシステムだと個人的には考えています。
相場予測は余り意味がないとこのブログでは言いつつも、
今後のドル円相場の展望が載っている報道に出くわす時があり、
もし予測数字が出ている場合はチャートと共にチェックすると
為替展望は有効利用できます。
例えば、現在、何々の理由で下降トレンドを形成しており112円処まで
戻されるが、今後は何々の理由でドル円相場は年末には124円になると
書かれていたら、チャートを開いてそのポイントを確認すると、
これから上昇トレンドが来るのかなと分かるので、
後はタイミングを予測するだけです。
この場合、112円処とヒントが提示されているので、
その付近まで下落するのを待っていれば良いのです。
もし運悪く買うタイミングを逃してしまっても心配いりません。
トレンドはアップダウンを繰り返して上昇して行く特徴を有しているので、
トレンドがダウンした時は見送って再び上昇し始めた時に買いを入れれば良いのです。
ドル円で取引きするメリットは情報が多いことです。
予測情報はプロに任せれば良いのです。
トレーダーはタイミングだけを考えれば良いのです。
現在、チャートが良く分からない、テクニカルはちょっと……
という人はレポートやニュースの数字を参考にチャートを分析すると良いでしょう。
チャートと友達になりいたい人はおススメのトレーニングです^^
テクニカル分析というとひたすらチャートを読みまくるしか上達の方法がない
というのが真実なのですが、実際のところ、メジャーカレンシー(主要通貨)
だったら様々な所で今後の展望が報道されています。
新聞やニュースではドル円情報ばかりですが、証券会社のレポートだと豪ドルや
英ポンドの展望も載っていますので、テクニカル分析を学習する人はレポートに
掲載されている数字を基に分析すると分析効果が高くなること請け合いです。
後は大きな時間足から小さな時間足へとどのような展開で変化して行くのか
テクニカル的な根拠を自分なりに考えて予測して行くとチャートが読めるようになり、
トレードシナリオ(筋書き)を作る時のトレーニングになります。
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