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FXのトレードシナリオを立てる前に仮説を考えてみよう!

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FXはトレードシナリオ(筋書き)を立てることを推奨していますが、
その前段階として仮説を立てることがコツであることを
指摘しているところは多分ないと思います。

しかし、ビジネスでも研究でも仮説を立てることは常識だし、
百歩譲って全く立てなくても勘や雰囲気で何となくこうだと
分かるものがないといけません。

競馬のような身勝手な予想ではダメですが、
体感されたデータ(経験的な勘)であれば大丈夫です。

FXの場合でも経験が豊富であれば何となくの勘で分かるものがあって、
それはやっぱり沢山、チャートを見てトレードしている経験則から
生まれるものなのですが、それでも言語化できるとベストです。

この場合の言語化とはチャートで仮説を示せることです。
テクニカル的に解釈するとこうなると言葉で示せれば満点です^^

チャートが読めれば自然に仮説が立てれることは
何回かこのブログで言ったと思います。
(参考記事 FXのチャートリーディング能力を開発する方法)

もし、立てれないのであればチャートが読めてないはずです。

もっとチャートを読んで実力をつけると相場はこのように動く
であろうと分かって来ると思います。

 

テクニカル先行で考える

仮説は立てることが大事で正しいものである必要はありません。
仮説なので間違ってもいいのです。

但し、チャートに基づく根拠があることが大切です。

これはテクニカルの知識と運用能力がないと出来ない芸当なのですが、
もともと筋書きを立てることの前段階としてやっているので
テクニカルの根拠に基づかないと意味がないわけです。

当たり前ですが自分の期待値での予測はダメです。
それは競馬予想ですから。

また、ファンダメンタル的な根拠に基づくことも良くないです。
例えば利上げだからドル買いだろうと考えてはダメです。

チャートがレンジであれば方向性は不明なのです。

但し、背景に利上げの発表が控えているのでドル買いに進むだろうと考えることは良いです。
だからといって、買いで筋書きを描いてはダメなのです。

描くなら、もし、ドル買いの方向に群集心理が動くのであれば、この高値を超えたら
そのように判断する、といったように、あくまでテクニカル的な根拠に基づいて
上昇するだろうと仮説を立てることが大事です。

この辺り、ちょっとややこしいのですが、ファンダメンタル先行ではないのです。

 

仮説は3つの要素を意識する

仮説を立てるときは方向性、価格、時間の3つの要素を検討するようにしましょう。

トレンドの方向性は検討すると思いますが、そのトレンドが何処まで伸びて、
何時まで続くのか? といったことまで考える人は少ないと思います。

しかし、テクニカルには価格と時間を分析する手法があるところを見ると
この2つの要素も検討材料に入れることは普通に考えればありです。

なので、方向性を考えたら、そのトレンドが何時まで続くのか?
そしてどの程度まで変化するのか? といったことを考えるようにしましょう。

勿論、超能力者ではないので現在のチャートに示されたパターンを
分析することで仮説を立てることしか出来ません。

この時、フィボナッチやタイムサイクルの知識と運用能力があれば、
それだけで立派な筋書きを立てることが出来ます。

価格帯であればフィボナッチリトレースメント、タイムサイクルになるとちょっとばかり
難しくなりますが、前のトレンドの時間間隔を目安にして検討しても良いです。

どのような方法であれ、方向性、価格帯、時間帯の3つは意識しておきたいところです^^

 

 

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