FXは他の投資と比べて簡単だと言われます。
その理由は比較的、素直にトレンドが展開する
からだと言われています。
何といっても市場規模が巨大なので株のように
仕手筋なんか存在しません。
意図的に操作することが不可能なのです。
一国の中央銀行が介入しても為替相場の流れを
変えることは難しいです。
その為、株等の投資と比べると比較的フェアな場だと言えるでしょう。
これは何を意味するのかと言うと群集心理の動きが素直に
現れやすいことを意味しているのです。
群集心理はパターンによって素直に動く性質があり、
そのパターンのひとつがエリオットやフィボナッチだと言われています。
あなたが超能力者ではないとしたら？
チャートを見て予想するのは良くないけど
仮説を立てるのは良いことだと言いました。
これはパターン認識能力とチャートリーディング
能力が付いて来た現れだからです。
パターンによる展開が見えて来たということは
群集心理の流れが把握できているということです。
後は方向性が分かれば良いのですね。
現在、トレンドは何処に向かっているのか？
といったことはFXにおいて極めて重要なので、
ここが間違っていると当たり前ですが絶対に勝てません。
もし、あなたが超能力者ではなかったとしたら、
方向性はどのように予想すれば良いのでしょうか？
これは群集心理の後を付いて行くしかないです。
つまり、トレンド(群集心理)が上に行ったとしたら買いで
考えれば良いし、下に向かったら売りで考えれば良いのです。
超能力者ではない限り、現時点で出現しているトレンドの方向性を
確認してからではないと絶対にその後の展開は分かりません。
なのでトレンド(群集心理)がレジサポを超えたら上昇だと
素直に考えれば良いのです。
その上で、どこでエントリーして、どこに損切りを置くのか、
そして手仕舞いは何処でするのか？
といった筋書きを考えれば良いのです。
最も簡単な方向性を予想する方法
そもそも、あなたが超能力者ではないとしたら、
未来から現在を見て方向性を把握するなんて芸当は出来ません。
ではどうやって方向性を確認したら良いのかと言うと
これもダウ理論をもとにして考えます。
それは平均よりも買い手が多かったら買い方向に、
売り手が多かったら売り方向と素直に捉えることです。
単純ですが、ダウ理論に基づいて考えるとそうなります。
この時に、経済状況がこうだから買いなんだと考えないことです。
ファンダメンタルはバイアスになります。
これにトレンドの特徴を検討材料としてプラスします。
トレンドは大きな時間足の流れに吸収されるといった特徴があります。
例えば日足が上昇トレンドであれば時間足もいずれ上昇し分足も
それに準じる性質があるのです。
したがって方向性を検討する場合は大きな時間足がブルかベアなのか
確認した上で考えます。
大きな時間足がブル相場であれば分足の方向性も買いと考えるのです。
とは言うものの、新しいトレンドは小さい時間足から大きな時間足へ
と変化するので実際はそんなに単純ではないのですね (笑)
この辺りがFXの難しいところです。
しかし、未来が分からない以上、小さな時間足のトレンドの変化から
方向性を検討しても意味がありません。
ここは素直にチャートで示されている通り、現在のパターンから方向性を
割り出すというように妥協すべきなのです。
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