FXはトレンド。そう言われる理由は何故でしょうか？
答えは一度、トレンドが出来ると長く続くからです。
ということはトレンドさえ掴めば後はタイミング次第で
簡単に稼げてそれが長く続くということになります＾＾
それを裏付けたのが2008年頃までの円安ブームです。
リーマンショックが起きる前は沢山のFXトレーダーが誕生しました。
買えば上がるので沢山の安易なトレーダーが生まれ、
それまで損切りをしなくても戻ってくれたドル円相場で突然、
相場が反転すると破産したトレーダーが続出しました。
相場環境は必ず変わる。上昇したら、何時かは下降し、
下降したら何時かは上昇するのです。
これは自明ですが為替のトレンドは長く続くので
つい忘れてしまうのです。
慣れって怖いもので今は円安と言われ1ドル113円ですが
つい数年前は超円高で1ドル76円だったのです。
過去の常識って結構、忘れているのですね。
経営でも同様に環境が変わると今まで売れてたモノが
突然、売れなくなるなんてことはザラにあります。
でも、それが続くと何時までも売れるような錯覚を覚えるのです。
為替と商品のトレンドの違いは？
FXは相場環境を常に観察しなければならないのです。
これはFXに限らず何でもそうなのですが、
特にFXの場合は株や商品と違って需給面でトレンドが
出来るわけではないので注意が必要です。
例えば株や商品だと銘柄にお金が集まります。
それはその銘柄に何か買う理由があるから皆な買うのですが
それは購入理由がはっきりとその銘柄にあるからです。
しかし、為替は通貨間の資金の流れによってトレンドが
発生しているので、需給面がどうかなんて関係ありません。
関係があるのは金利です。
それが流れを作る主要因になります。
なので、金利差を利用したキャリートレードが盛んになるし、
その国の政策金利が重要視されます。
なので、FXをするなら余り景気や雇用関連は意識しなくても
良いかもしれませんが、FOMCだけは見ておかなければいけません。
やはりどのようにドルを調整しているのかといった情報は大事だし、
ドルは世界中を回っているので、そのドルが買わるのか売られているのか、
といった視点で相場環境や変化を見極めることは大切なのです。
これはチャートにそのまま反映されるのですが、
やはりニュースは見ておいた方が色々と分かることも多いので、
ドル関連のニュースを中心に見ておいた方が良いです。
金利の変動は勿論ですが、キャリートレードが解消されたとなると、
お金の流れが変わるので相場が大きく反転する可能性があります。
これを知らない人が破産したりします。
テクニカルの運用スキルがあれば大丈夫ですが……
ニュースの後追いは止めよう
トレンドに影響を与えるニュースは金利動向ですが、
為替相場だったら通商政策といった面もあるし、
原油や長期金利やNYダウの動向といった面もあります。
しかし、これらのニュースに目を通していると時間がなくなるので
いちいちチェックすることはおススメできません。
それよりチャート分析と検証に精力を注ぎ込むべきです。
ニュースの情報は既にチャートに値動きとして反映されているので
時間がある時に新聞やテレビで確認するくらいで良いでしょう＾＾
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