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テクニカル分析は確率論的思考に基づく

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FXをする上でチャートが読めないことほど恐いものはありません。

ニュースは後追いだし、何か起こった時は既に遅しで
全てはチャートに反映されています。

しかも、ネットが存在する現在はリアルタイムで売買しているので
チャートが読めないと何をやっても後手に回ってしまうのです。

ネットがなかった時代は電話注文だったなんて話しを聞きますが、
今の時代にこんなことをやっていたらタイミングに乗り遅れてしまいますね。

ネット時代はリアルタイムで推移しているチャートを眺めて作戦を練って、
あらかじめシナリオを作ってトレードしなければ勝てません。

ニュースを見て作戦を練ったって遅いのです。

それに、このようなやり方は因果論に則ったトレードの仕方です。

この考え方自体、既に問題があります。

 

未来のことは確率を拠り所に

トレードはシナリオを作りますが、これはテクニカル分析で作ります。

考えてみれば分かりますが、ニュースや経済指標で相場が動く時は
リアルタイムで動くので、あらかじめどのように動くのか予想できません。

FXは何か起こる前に仕掛けておかないと勝てないので、
その戦略の根拠となるものはテクニカル情報しかないのです。

これは考えようによっては変な話しで、因果論で思考すると
明確な原因がないのに一体何故、ここで買うのか
良く分からないと思います。

しかし、FXは未来に対して仕掛けて行くものです。

なので因果論に基づいて予測するのってそもそも変なんですね。

世の中の常識として原因があって結果があると考えられていますが、
もし、それが正しいなら原因を分析すれば未来が分かるといった
ことになります。

しかし、現実はそうではないです。

何かが起こった後に原因が分かるわけで、
何も起こってないのに原因が分かるわけではないのです。

では、テクニカル分析はどうかと言うと、
これは因果論に基づかない分だけ信頼性が高いです。

何故なら、それはパターンによって成り立っているからで、
パターンはフラクタル構造によって成り立っており、
フラクタル構造を分析すれば仕掛けどころが分かるからです。

後は確率の高い方向に向かってトレードすれば良いだけです。

これは確率を拠り所にしてトレードしているので因果論ではなく
確率論的思考の世界観に基づいています。

 

世界観の切り替え

未来は誰にも分からないことに同意するなら、
ニュースやファンダメンタル情報に基づいて
トレードするほど不利な売買もないことに気付くはずです。

トレードするなら早めに思考の切り替えが必要だし、
それに気付くことが勝利への第一歩です。

時間は未来から過去へ流れているといった
話しは聞いたことがありますか?

合理的な材料を基に予想することは
過去から未来に時間が流れていると考えることです。

そこでは全てが過去から決定されているといった考えに基づきます。

しかし、実際にFXをするとそうではないことが分かりますよね?

それは時間が過去から未来に流れているわけではないからです。

もし未来から過去に時間が流れているとしたら、
相場の展開はどうなるでしょうか?

しかし、実際には未来のことは誰にも分かりません。
だから、次にどうなるのか誰にも分からないのです。

しかし、ヒントはあります。

それは確率的に高いものが未来になるのです。

したがって少しでも確率が高いものに仕掛けるのです。

これが確率論的思考に基づいたトレードの考え方です。

 

 

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