為替のニュースを見ると必ずといって良いほど
お目にかかるのが日本の個人投資家であるミセスワタナベです。
この人達は何故かしら逆張りが好きです。
逆張りが好きな理由はFXを株と同じように考えて値ごろ感で
取引きしているからだと推測しているのですが、
おそらくミセスワタナベはFXを投機ではなく投資と考えている
のではないかと思います。
投資というと「大衆の裏をかけ」「人の行く裏に道あり花の山」
といった相場格言があり、いかに相場の逆を行くのか
といったことが儲けの極意になっているので
その価値観をそっくりそのままFXに適用しているのでしょう(^^;
新聞に「政治リスクに惑わされずドル買い」と見出しが出ていて
またかと思ったのですが、凄まじいのはドル円相場において
結構、影響力があることです。
ミセスワタナベが逆張りを仕掛けた時ってトレンドが終了に
終わったりするのですね。
必ずではないですが、過去にそういうことが多かったような気がしています。
今回はどうなるか分かりませんが、ポジションを持っている方は
ちょっと気を付けた方が良いかもしれません。
注文方法で分かるトレードに対する姿勢
私は注文のタイプによって、その人のトレードに対する
考え方が透けて見えるものがあると考えています。
あなたは普段、どういう注文方法をしているでしょうか?
成行注文を多用→トレードを衝動的にしている
指値注文を多用→逆張り。予想してトレードをしている。
逆指値注文を多用→順張り。計画的にトレードをしている
こういう図式が当てはまるのかなと考えています。
成行注文を多用する人は衝動的?
私の場合、以前、負けてばかりいた時に多用していた
注文スタイルが成行注文でした。
これはトレードノートを記録していたものを見返した時に気付いたのです。
(参照 FXのトレードノートの書き方は視覚を使うと効果的!)
おそらく成行きでエントリーしている時は筋書きを立てず、
衝動的にトレードしていたのではないかと思います。
値動きに呑まれやすいタイプなのかもしれませんね。
指値注文は予想スタイル?
しかし、人によっては指値ばかりという人も多いでしょう。
これは完全に株の注文方法で逆張りの注文スタイルなんですね。
おそらくミセスワタナベは指値で注文していると思います。
FXにおいて逆張りは予想と同じですから、幾ら計画的にトレード
していても、考え方はギャンブル的な発想に近くなります。
逆指値注文は計画的?
この注文方法はFXにおいて最も基本的なモノで、
トレンドフォロワーがこのスタイルです。
高くなったら買うと考えるので、これはトレンドが
続くことを前提にしており仮定法(もし~だったら)の考え方です。
逆指値注文は、もし価格が高くなったら買うと考えるので
予想はしていないのですね。
あくまで想定です。
裏を返すと、もし価格が高くならなかったら買わないので
自分が想定したもの以外はエントリーしないことになるのです。
リスクが高い注文方法は?
上記の3つの注文スタイルのうち、成行注文→指値注文
→逆指値注文の順番で負けやすいです。
したがって、リスクが高い注文方法は成行注文です。
普段、成行注文を多用していて負けてばかりという人は
注文方法を変えてみると良いでしょう。
筋書きを描いて、その筋書きが正しければエントリーしよう
と考えるのであれば、注文方法は自ずと逆指値になるはずです。
一事は万事といった諺がありますが、注文方法に絞って見れば、
その人のトレードに対する考え方が何となく分かってしまうのですね。
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