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相場の転換点を知ろうとするほどFXで勝てなくなる!

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トレードに対する方法論は人の数だけありますが、
FXに関していえば主流というかスタンダートなやり方があって、
それは相場の転換点に注目してトレンドを掴むやり方です。

その理由は為替相場の特徴としてトレンドが長く続きやすい
といった背景があります。

その特徴を利用してトレンドに乗って、出来れば初動で乗って、
トレンドの成長に伴って利を増やして行くといったイメージで
トレードするのが一般的です。

しかし、日本では何故かしらスキャルピングが人気があって
それはどちらかと言うと分足単位のとても短いトレンド又は
トレンド無視(レンジを狙う等)でトレードをする人が多いです。

勝てばどちらでも良いのですが、チャート奴隷になりたくなければ
トレンドに乗るやり方でトレードする方法が良いかと思います。

その方が楽なやり方だし、大きなトレンドに乗ることに成功したら
大きく稼げます。レンジを狙ってトレードするやり方は大きな相場の時に
トレンドに乗れないといった機会損失を伴うので余りおススメしません。

しかし、自分で勝ちやすい方法であることが一番重要なので
レンジであろうがスキャルピングであろうが勝てるのであれば
それでも良いです。

大事なことはどういう戦い方をするのかある程度の方針を
1つ決めてそれでやって行くと戦略を固めて行くことです。

あれもこれもとやっていたら、最初のうちは混乱してしまい
どちらも片手落ちということになりかねませんから。

この辺りのことは常識ですね。
でも成果を出す上で大切な常識です。

ところで相場で転換点を見出すことが重要だというと
それを発見しようと
考える人もいるでしょう。

事実、そういうトレーダーは沢山いて日夜、
トレンドの転換点を発見すべくあの手この手を使って
分析に勤しんでいます。

そういう人には水を差すようですが、
投資家のジョージ・ソロスの言葉を紹介したいと思います。

「将来何が起こるかが分かっていても失敗する可能性は大いにありうる。
環境がどんなに変わろうが、相場の転換点が来るまでは市場の多数意見は反転しない。
そして、この転換点を言い当てるのは至難の業だ。
言い換えるなら将来何が起こるかを知ることはそれほど難しいことはないのだが、
それがいつ起こるのかがわからないのでは大して役に立たない」

相場の転換点が大事だということはトレーダーなら誰もが知っているのですが、
それが何時どこで起こるのか分からなければ意味がないと言っています。

知ろうと思ったら分析魔にならなければダメだと思いますが、
どんなに分析しても例外は何度でも起こり、
その都度、資金はショートし、心理的ダメージを負います。

ランダムな世界である相場でトレンドの転換点のタイミングを
事前に知ることは不可能な話しなのです。

じゃ、分析しても意味ないじゃないかと思われるかもしれませんが、
そういう人は視点を相場の分析から自分の内面へと変えてみて下さい。

相場はどんなに分析しても摩訶不思議な世界なのです。
したがって知ろうと思ってはダメです。

知ろうとすると客観的な姿勢で情報が読み取れなくなります。
どうしても期待が生じて中立的な立場に立てないのです。

つまり、相場の転換点を狙うことは良いけど知ろうと思ってはダメなのです。

すべきことはニュートラルなポジションに立って
リスクを明確にしてタイミングが来たらエントリーし、
ルールに従って手仕舞いすることだけです。

トレンドに乗れる可能性は偶然に任せれば良いのです。

 

 

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