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FXのトレードルールを作る前の準備

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FXは確率論的思考の世界観が常識なので
試行錯誤することがキーワードになっています。
(参照記事 確率論的思考を理解するキーワード)

このことを当たり前の要件として組み入れ、
その上で最初から完璧なトレードルールは作れない、
と想定した上でルールを作りましょう。

日本人は完璧主義のところがあるので、
最初から完成されたモノを求めますが、
確率論的思考の世界では「変化」が大前提なので
完璧だと思えたモノは何時の間にか完璧ではなくなります。

常に作って改良することが自作する上での前提条件になるので、
トレードルールを作る時は最初はとてもシンプルなもの、
簡単のものでもOKなので、改良を前提条件として踏まえておきましょう。

 

トレード戦略があること

これも当たり前ですが、トレード戦略がないとルールは作れません。

トレードルールは戦術にあたるので、それ以前にどのように戦うのか、
といった方法論(戦略)がないと作りようがないので、
トレードルールを作ろうと思ったら戦略を考えないといけません。

当然のことですね。

とは言っても、戦略が良く分からないという人もいるかと思うので、
ここで簡単に戦略の発想の仕方を説明したいと思います。

 

トレードの戦略は4つ

トレードの対する考え方は順張りと逆張りがあるので
そのどちらかを選びます。

大抵は順張りです。

順張りの場合は2つしかありません。
それはトレンドの転換する所を狙う場合、
次にトレンドが継続する所を狙う場合です。

逆張りの場合は調整相場をメインにする戦い方で
エリオットで言うところの修正C波を狙うのですが、
ここでは逆張りとだけ言っておきます。

もうひとつはオーバーシュートのような特別なタイミングを狙うもの。

これは経済指標がサプライズだった場合、何か事件が起きた時に
生じやすい相場展開で、特別な時しか起こりません。

トレードの戦略は常識的に考えたらトレンドの転換した所を狙うのが一般的です。

その方がトレンドに乗った場合、利益が大きいからです。

戦略がない人はまずは上記の4つのから選びます。

戦略を立てる時は、最初は余り複雑に考えずに、
トレンドの転換点を狙うとだけ決めておけば大丈夫です。

 

ところでトレードルールって何?

トレードルールのことが良く分からないという人も
もしかするといるかもしれません(笑)

トレードルールの例

トレードし終わったら必ずトレード日誌を付ける。
トレード前には士気を高めるために音楽を聴く。
トレード終了後は瞑想をする。

↑こういうことがルールではないですよ(笑)

いえ、これもルールの中に含めてもいいのですが、
一般的に認知されているトレードルールとは
トレードする時の決め事です。

具体的に言うと以下の3つのポイントを明らかにしてルール化させます。

エントリーのルール
損切りのルール
リミットのルール

これにプラスして、ポジションサイジングのルールも決めます。

まとめると、前提条件としてトレード戦略を決めて、
その上で上記の4つを決めることでトレードルールが出来上がります。

目的 都内の高級マンションに住むため
目標金額 1億円
証拠金 100万円
トレード戦略 順張りでトレンドの転換点を狙う
トレード戦術 トレードルール(エントリールール、損切りルール、リミットのルール)
資金管理 ポジションサイジングのルール

こんな感じですね。

まずはラフスケッチを描くように簡単に決めて、
じょじょに様々なモノを加えて行くことで、
あなただけのオリジナルのモノにして行きます。

 

 

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