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FXのトレードはメンタルの確立が必要不可欠

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トレード初心者は相場について無垢だからこそ恐いもの知らずです。
自由気ままに振る舞い、我がもの顔でポジションを積み重ね、
含み益が増えるたびに自分の実力だと錯覚します。

トレードは手仕舞いが一番難しいのですが、
そのことを理解せず「含み益=利益」と勘違いしているところがあります。

たまに含み益の多さを自慢している人もいますが早急すぎます。

「利食い千人力」といった相場格言があるように
利益を確定しなければ含み益は絵に描いた餅です。

利確しないうちに喜んでいるようではFXをまだ理解していません。

こういう人のメンタルは相場の値動きに一喜一憂するはずです。

含み益が増えるたびに気分が舞い上がり、
含み損が嵩んだら全てが終わったような気持ちになり、
相場の値動きに釣られ、あっちに行ったりこっちに行ったり、
感情がジェットコースターに乗った時のようにクルクルと変動します。

トレーダーの世界には恐怖指数という名の指標があるくらいなので、
相場の変動で一喜一憂する心理は人間として自然なのかもしれませんが、
このような一般常識をトレードの中に持ち込んではダメです。

良く言いますね、
「日中に相場を見る投資家は成功しない」と。

何故なのか分かるでしょうか?

ポジションを持ったら展開が気になるのは自然かもしれません。
しかし、相場の値動きが気になるということは
自分の心の中心点を見失っている状態ということなのです。

チャート分析してシナリオを描いてトレードを執行したら、
後は時間を決めてチャートを確認するくらいがちょうど良い接し方です。

もし、内心そわそわしてチャートが気なるようだったら
トレーダーとしてまだ修行が足らないのです。

10分毎にチャートを確認して安堵したり、
ため息を付いたりする自分に気付いたら、
主体性を失っていると評価して下さい。

彼氏の連絡をひたすら待つ彼女のように、
あなたの心は値動きに持って行かれているのです。

日中に相場を見る投資家は値動きに自分が左右されているのです。

もし、この文章を読んでドキッとしたら、そういう自分に気付いて
素直に受け止め下さい。この気付きはとても重要です。

何故なら、バランス感覚を失った
心理状態のトレーダーは絶対に勝てないからです。

気付けば回復する見込みがあります。

しかし、このような気付きがないトレーダーはどうなるのか?

勝っても負けても、その後の顛末はトレードにのめり込むか、
嫌になって止めてしまうかそのどちらかになるでしょう。

前者はポジポジ病に、後者はエントリー恐怖症になるケースです。

FXをする上でとても重要な姿勢は意識性。
意識性こそトレーダーにとって命綱です。

何だか戦地に赴く戦場パイロットのようですが、
戦場パイトロットに似たところはあると思います。

それだけ繊細じゃないといけないのです。

トレードは禅や武道に喩えられる時がありますが、
常に自分の内面の微かな動きを意識していないと
怪我するのがトレードの世界です。

鋭敏な心の姿勢が問われます。

 

 

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