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FXをする上で資金管理が超重要である理由

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相場のことをもっと突っ込んで考えみると
面白いことに気付かされます。

それは始まりもなければ終りもない、規則もなければルールもない、
やり方もなければ方法もない、相場はないないだらけの底なし沼空間であることです。

これは他のギャンブルと比べると顕著に分かります。

マージャンでも競馬でもパチンコでもポーカーでも共通していることは
規則やルールがあり、ゲームの開始地点と終了地点が明確に分かり、
なおかつ、資金管理も自動的になされることです。

資金管理が自動的になされるって意味が分からないかもしれませんが、
これは競馬で説明すると分かりやすいです。

競馬は3着以内に来る馬を当てるだけの単純なゲームですが、
参加者はこのゲームで馬券を購入してお金を稼ごうとするわけです。

この時、単勝、複勝、ワイド、三連複、三連単、馬連、枠連、馬単、
と様々な馬券の種類があり、この種類はJRA側が勝手に決めています。

参加者は上記の馬券の中からどの馬券を何枚買うのか、
どの程度のお金を賭けるのか、
財布の中身を見ながら計算します。

しかし、翻ってFXを見るとこの馬券に当たる部分がないのです。

そうするとトレーダーはどうなるのかというと資金管理といった
概念がないままお金を相場に賭けることになります。

何にどれくらい賭けて、負けたらどうなるのかといったことを余り意識しません。

これがどれほど危険なのか分かりますか?

何となくお金を賭けて終いには破産が待っているのです。

競馬の場合は馬券やオッズがあるので、
それが自然に資金管理を意識させる役目があります。
と同時にストッパーの役目も有しているのです。

これは競馬に限らず他のギャンブルにもあります。

つまり、最初に賭け金を出すので、自分が幾ら賭けているのか明確に分かるし、
負けたら賭け金がなくなることも知っています。

FXの本を読むと最初の損失金額を限定するようにと強調されて書かれていますが、
これはどうしてなのでしょうか?

答えは損失金額を限定することが競馬でいうところの馬券に相当する部分だからです。

FXはないないだらけの相場空間の中で資金が意識されないままトレードすると
いつの間にか退場を喰らってしまう危険性が高いからです。

最初に損失金額を限定さえしておけば、それがストッパーになり、
ひいては残りの資金を守る役目を果してくれます。

それが損切り設定です。何となく損切りのイメージが変わってきましたか?

だとすると相場に対する認識も変化して来ると思います。

相場は規則もないルールもない何でもありの自由な空間。
これは要するに何もない白紙の空間なので、
自分で規制なりルールなりを決めないと底なし沼で泳いでいるように
ズルズルと相場の深海に引き摺りこまれるわけです。

しかし、最初に損失を限定しておけば引き摺りこまれることはありません。

負けたら仕切り直せばよいのですから。

恐いのは資金管理を意識しないままトレードしていることです。

 

 

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