裁量トレードはまず相場が読めること。
これを前提に次はタイミングです。
勝てない理由は読む能力がないか、タイミングに問題があるか、
どちらかのケースが多いです。
そのうち筋書きが立てれない、立てても相場が筋書き道りに動かない
ケースが多い場合は相場を読む能力に問題があります。
もし、読む能力に問題がなくて勝てないのであれば
タイミングに問題があります。
どちらも問題がないのに勝てないのであれば
メンタルに問題があります。
勝てない理由は必ずといって良いほどトレーダー側に
問題があるのでそれをひとつひとつ改善して行けば
何時か勝てるようになります。
楽観的に改善して行きましょう＾＾
利食いのタイミングの方が重要
もし、今のあなたが相場を読む能力に問題がないとしたら、
タイミングをジャストで掴めさえすれば勝てるようになります。
具体的に言うと損切り、エントリー、利食いの3つのことですが、
このうち最も重要なことは利食いのタイミングです。
損切りの方が重要だと思われるかもしれませんが、
適切な箇所で損切りを入れることが出来れば問題ありません。
このレベルまで達したトレーダーであれば、
重要なスキルは利食いにシフトしているはずですから。
案外、死角になりがちなのですが、
利食いにもタイミングがあることです。
ほとんどの人がエントリータイミングが重要だと考えて
エントリーのタイミングを研究しているようですが、
私の経験だと利食いの方が重要です。
私も最初の頃、エントリータイミングの方が重要だと考えて
エントリータイミングの方を重視して研究していたのですが、
なかなか資金が増えないといった問題を抱えていました。
分析した結果、利食いに問題があると考え
利食いのタイミングについて研究すると資金が増えて行きました。
トレード初心者はエントリーさえ成功したらFXで勝てると考えがちですが、
｢利食い千人力｣といった相場格言があるように手仕舞いこそがFXで勝つ奥義なのです。
でも、これはこれで難しく、裁量トレードの場合、
エントリーと同様に自己裁量が求められます。
その為に、やはり相場が読めないとダメなのです。
まず読めて、次にタイミングが正しいことで
利食いが適切に出来るようになります。
何処をタイミングにするかと言うと、これは何度も検証を通じて
自分で発見して行くことしかありません。
試行錯誤の中から、自分に相応しいタイミングを発見することしか
良い解決方法はないのです。
コツはメンタルを理解すること
それより、利食いの時に生じるメンタルに注目すると解決しやすくなります。
利食いの迷いは、まだ上がるんじゃないかといった
利益に対する機会損失の懐疑にあります。
一度、利益を確定したら、もっとトレンドが上がって行った
なんてことを何回も経験すると、実に勿体無いことをしたと
腹正しくなりがちですね。
このような機会損失への具体的な処方は複数ポジションを持つこと以外、
対処のしようがないのですが、これをやると損失も2倍になったりするのですね(笑)
多くのトレーダーは部分決済することで対処すると思いますが、
これはこれで正しい判断です。
どこまでトレンドが伸びるのか分かりませんからね。
エントリーは損切りに対する恐怖、利食いは機会損失に対する恐怖があって、
FXで勝とうと思ったら、どちらの恐怖に対してもスルー出来るような
心の訓練が欠かせません。
ここから解放する術は残念ながらありませんが
敢えて言うなら、なるべく相場に対して哲学的な態度で臨むこと。
そして、エントリーも利食いも、どちらも心の訓練が要求されることを
理解しておけば利益確定のハードルもそんなに難しくなく乗り切れるようになります。
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